2016.05.16 【セブ島生活】 セブで電話番号を持とう
セブでは簡単にSIMカードが買える
どもどもCaptainです。
今回はセブ島で現地の電話番号について書きたいと思います。セブ島では日本と違ってプリペイドが主流です。日本のような方式はポストペイドと言いますが、これは日本と同様に結構な通信料がかかるのでお金持ちが採用するプランになっています。一般の人はプリペイドのSIMを使っていて、少しだけチャージしてなくなったらまたチャージするという感じで使っています。
上の写真がSMARTのSIM。プリペイドSIMカードになります。僕が買った時は40ペソくらいでした。通常の形かマイクロSIMで使える物。他にiPhoneや最近のandroid端末で採用されているナノSIMもあります。買う時に間違えないようにしましょう。
こちらはSIMにチャージするためのシリアル番号の書かれているカード。写真は500ペソのもの。
フィリピンではチャージと言わずに「Load」と言います。このカードを買う時は「I’d like to buy one P500 load card.」(500ペソのロードカード1枚欲しいんですけど)みたいな感じで言えばOK!
2015年に発売になったiPhone6sシリーズから、各キャリアがついにSIMロック解除を行うようになりました。apple製品以外のandroidスマホは以前からSIMロック解除が行えたのですが、apple製品だけは今まで出来ませんでした。海外でも日本で使っているiPhoneを使いたかったらappleストアで販売されているSIMフリー版を買うしかなかったのです。しかし、今は違います、6s以降のiPhoneをお使いの方、androidのスマホをお使いの方はSIMロックを解除することでセブでも自分のスマホを使う事が出来るようになるのです。
※docomoの場合、6か月以上前に契約電話番号でSIMロック解除の実績がある場合は機種変更しても即日解除が可能ですが、そうでない場合は6か月以上経過しないと新しい端末ではSIMロック解除ができません。
フィリピンの電話番号を持つことのメリット
フィリピンの電話番号を持つことのメリットはかなり大きいです。フィリピンはLTEも普及してはいますが、インフラ自体は日本と比べて劣悪です、建物の中に入ってしまうとデータ通信が出来なくなることは珍しくありません。日本と比較すると店舗がWiFiを提供している率は高いですが、必ずしもあるとは限りません。
しかし生徒同士、講師、セブの友達と連絡を取らないといけない場面は出てきます。そんなときデータ通信は3GもLTEもできないけれども通話だけは可能という状況がセブではよくあり、SMS(フィリピンではTEXTと言います)が大活躍するのです。これはデータ通信回線ではなく通話回線を使用するためデータ通信が出来ない(FacebookやLINEが使えない状態やポケットWiFiが使えない状態)時でもSMSを使って連絡を取ることができるからです。
セブではSMARTかglobeいずれかのキャリアを選ぶ事になると思います(マクタン空港でも税関出てすぐの処に売店があります)が、こちらはいずれもband1を使用しており、日本でも使用されている周波数帯なため、SIMロック解除をすればSIMを購入して入れ替える事でフィリピンの電話番号を持つことが出来ます。プリペイド方式のSIMでは1日、7日、30日の定額プランが用意されているので滞在日数に応じて選んでください。自分でSMSを使って定額プラン契約をすることになります。ショッピングモールなどでもSIMを購入することが出来ます。(頻繁にプランが変わるので学校のマネージャーに聞くとよいと思います)。
日本で使っている電話を使わないなら、方法は2つ
- フィリピンで所謂ガラケーを購入する
- セブでSIMフリーのスマホを購入する
まず1.から、これはだいたい3,000円くらいで購入することができる端末です。ただしスマホではないので通話とSMSしか出来ません。メリットはとにかく安いこと、バッテリーの持ちがいいこと、壊れてしまってもSIMさえ無事なら買いなおしてもいいかなというくらいの値段です。デメリットはやはりネットが使えないことでしょうか。
2.はピンキリです、10,000円程度のフィリピンメーカーや中国メーカーの物から100,000円超のXPERIA、Galaxyなどのハイエンド機種やiPhoneのSIMフリー版です。SIMロックが最初からかかっていない端末ですので日本に帰国してからや、他の国に行った際も使用できます。セブで購入した場合はほとんどの場合、フィリピン国内のみの保証となるため、日本のメーカーの製品であってもフィリピンで修理しないと保証がきかない事に注意してください。日本にいる際に保証のしっかりした店で購入して持っていくのが一番良いと思います。iPhoneであれば日本のappleストアでSIMフリー版を購入することが出来ます。メリットは日本にいる時と同じようにネットが使える事、googleマップかなり便利だったりします。
僕はSIMフリーのandroid端末を持ち込んだのですが一か月程度で壊れてしまい、セブで新しく購入しました。しかしこれがまた一か月程度で壊れてしまい、修理に出したのですが6月頭に修理に出して、受け取れたのは9月末でした…。
留学を終えて帰国してから再びセブに行くことがなければ受け取ることが出来ないのでなるべくなら日本で購入して帰国してから修理に出せる様にしておくことをお勧めします。僕は残り一か月弱の間、電話なしは不便なのでセブで2台目を購入してしまいましたが…。
帰国後、何かしら不具合が出たときに保証はフィリピン国内のみなので修理出せません。もしかすると各メーカーの窓口が日本にあれば対応はしてくれる可能性はありますが確実ではありません。またandroid端末の話ですがおサイフケータイ機能は同じ機種でもセブで買うとついてきません。これはおサイフケータイが日本独自の仕様だからです。またほぼ日本と同じ値段ではあるのですがメモリ容量が日本だと32Gなのに対してセブでは16Gだったりしますので日本での購入をお勧めします。
※日本でのSIMフリー端末の購入について
最近は日本でもSIMフリー端末をメーカーが販売しています。日本国内であればきちんとサポートを受けられるのでこれが一番安心できます。また海外のケータイショップから個人輸入という形で購入することも出来ます。この場合修理対応はしてもらえますが返送先は購入時に配送した国に限られるのでセブで壊れた場合には帰国後に修理依頼をするという事になります。SIMロック解除端末とSIMフリー端末がありますのでご注意ください、違いは以下に記述します。
オススメ海外ケータイショップ
日本語で買い物ができるのがまず便利な点と香港からの発送になるので送料がイギリスなどよりも安くなります。
※SIMロック解除端末とSIMフリー端末の違いって?
SIMロックがかかった端末はキャリアのSIM又はそのキャリア系列のMVNO SIM(いわゆる格安SIM)しか使えません、キャリアでロック解除手続きをすることで国内では他社のSIMを、海外では現地のSIMを使えるようにしたものがSIMロック解除端末です。しかし端末自体は日本国内仕様なため注意が必要で、日本の端末は使用周波数帯が日本のものに制限されています、海外で使用されている周波数帯が日本で使用しているものと同じであれば問題がないのですが、異なる場合はSIMを認識しても電波をつかんでくれないという事になります。フィリピンの場合は日本で使用されているband1という周波数帯を使っているので3G端末でもLTE端末でも使用することが出来ます。
一方SIMフリー端末は最初からSIMロックがかかっていない端末で世界仕様です。そのため端末が本来使用できるはずの周波数帯はすべて使う事ができる様になっています。基本的にはどの国にいっても使えると思ってよいでしょう。これがSIMロック解除端末とSIMフリー端末の違いです。
現代人にとっては必須アイテムとなっているケータイについて今回は書いてみました。
See Ya!
Captainでした。2016