2017.10.16 【英語学習】 リスニングを向上させる 【中上級者向け】
どもども、Captainです。
最近電車に乗る機会が増えてしまって、風邪やらの病気におびえています(笑)
本業(のつもり)のNature Photographerとしての活動なら車での移動がほとんどなので、病気もらうとか気にしなくていいんですけどねぇ…。
で、電車の中では音楽を聴いているわけですが、そこで思いついたのが今回のリスニング力アップのメソッド。まぁメソッドと言うほどやってることは複雑ではありません。でも選ぶ曲によっては難易度めちゃくちゃ高くなりますので注意しましょう。
Captain流リスニング力向上メソッド
やることは簡単。
選んだ曲を聴く→歌詞を紙に書き出す。
これだけ。でもこれ実際にやってみると大変なんです。1回聴いただけで全部歌詞が書き出せるなんて人はおかしいです。そもそもこのコラムなんて読む必要ありません。だって英語ぺらぺらな上に記憶力も抜群でしょう?(笑)
僕は趣味で歌をやってて、人前で歌う機会もあったりするんですけど、日本語の曲だって歌詞覚えるの大変です、はい。
どうして役に立つのか
まず、これをすることで頭の中で日本語を介している余裕がなくなります。最初は曲の頭の数単語だけでイッパイイッパイだと思います。単純に書くスピードが原因だったり、スペルを思い出してたり。もちろん聞くことに集中もしないとなりません。
僕の考える英会話の理想っていうのは、頭の中で翻訳をして理解するんじゃなくて、会話で使っている言語で理解をするというかたちです。だからこのメソッドで忙しく頭を使って頭の中に英語以外がない状態に頭を慣らしちゃおうという意図があります。
次に、歌っていうのはだいたい5分もあれば完結しているもんです。だからこそ集中力を維持しやすい。きっと選ぶのも好きな曲でしょうから他の教材よりも集中しやすいと思います。
答え合わせは必ずやろう!
1番だけでもいいので、書き出しが終わったら、本来の歌詞と見比べて答え合わせはしっかりしましょう。これをするのとしないのとでは効果が全然違います。この時に分からない単語があったら英英辞典で調べるのがオススメ。
答え合わせをすることで聞いた音が文字と結びつきます。
答え合わせをし終わったらまた曲を聞く。前よりも聞き取れるようになっているはずです。なぜかというとあなたの頭の中で単語と音と意味が結びついた状態だからです。
個人的に何かを覚えるのに手を動かすという行為はとても有効だと思います。最近はPCを使ってクラウドにレポートや課題を置いて文字を書くということをしない学校もあるらしいですけれども、やっぱり自分の手で書くというのは記憶の助けになるのでやった方がいいと思います。
応用編
声を出せる環境ならば、歌詞を見たりしないで、一緒に歌ってみるってのもアリ。これはシャドウイングって言われているトレーニングになります。歌だと長すぎるのでシャドウイングは映画やドラマのセリフでやる方が効果的かな?シャドウイングの難点は録音でもしない限り正しいのか間違っているのかの確認ができないということ。うっかりすると
速すぎて、なんて言ってるのか分からないけれど、部分部分の単語は聞き取れる。そんな時は意味が通るようにするにはどうすればいいのかを推測してみるのも一つの手段。ぶっちゃけ僕の英会話はかなり推測に依存しています。
でも、よくよく考えると日本語での会話だって全てを漏らさず集中して聞き取って理解なんてしてないんですよ。相手が言っていることを理解できていればOKなんです。
最初に書いたリスニング力向上のトレーニングはこれよりもハイレベルです。間違えないように書き出すことを目標にしている訳です。完璧にこなす必要はないですけれど、これくらいハイレベルなトレーニングを実践してれば、テストのリスニングはかなり簡単だと感じられるんじゃないかと思います。
まとめ
できれば同じアーティストの曲ばかりを選ぶのではなく、いろいろな人の歌で実践することをオススメします。そうすることで人それぞれ、国ごとの英語のアクセントにも気づけるからです。英語教材のとても綺麗な英語だけでない英語に触れることも英会話の勉強では大事です!
移動時間に音楽を聞きながらであれば、聞こえてくる歌詞を頭に思い浮かべながら聞くみたいな感じで試してみてください。英語だから分からないやってあきらめて音としてとらえてしまうのではなく言語として理解しようとするのが大事!集中の度合いがまったく違ってきます。
日本語の歌だって聞いただけで歌詞が100%わかるなんてことは珍しいんですから、気負わずやってみてください。
それでは、See ya!
Captainでした。